仕事の基本ができていないとどうなるだろう?
いくら豪華な宮殿でも、土台に欠陥があれば、すぐに倒れる。
このように、仕事にも様々な場面に応じた基本が必ずある。
この基本を確実に身につけているかどうかで、仕事に大きな差が出ると言ってもよい。
仕事の上達には4つのステップがある。
仕事はある日突然に上達することはなく、少しずつ段階を踏んで上達していく。
職場には、難しそうな仕事も容易にこなしている上司や先輩がいるが、そうなるまでには必ず通った道がある。
第1段階は「基本を知る」ことだ。
どんなスポーツでも、まず型を身につけなければ、上達は望めない。
仕事を行うためには、まず「何が大切か」を最初に知ることが必要だ。
第2段階は「基本を使う」ことだ。
基本をいくら知っていても、それを使ってみなければ何の役にも立たない。
基本が自分のものになるかどうかは、この第2段階での行動によることが多い。
新しい知識を行動に移すには、必ず不自由さが伴う。
たとえば、お客様には敬語を使う。
最初はこの敬語を使うことも不自由だ。
この段階では「辛抱強く続ける」ことが大事だ。
次の第3段階は「適用、反復する」ということで、無意識にできるようになるまで様々な場面で体験することだ。
ある程度できるようになると、基本を忘れ、応用にばかり気をとられるようになるので注意が必要だ。
また、仕事で失敗したときは、「どのような基本が守れずに失敗したか」を考え、立ち戻ることも必要だ。
第4段階の「応用する」とは、自分独自の考え方をつけ加えて、より効果が出る方法を実践し、自分の価値を高めていくことだ。
この仕事の上達4段階に近道はない。
仕事のプロは第4段階になっても、仕事に行き詰まったときは、第1段階に戻ることで打開策を探ろうとする。
基本は仕事のバイブルだ。
それを誰よりも知っているのが仕事の達人だ。
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