戦略系コンサルティングファーム・マッキンゼー&カンパニーの選び抜かれたコンサルタントたちは、難題を抱えるクライアントの経営問題をいかに考え、解決に導くのか。
そのベールに包まれた思考法やテクニックの詳細が明かされる……と言っても、この手のコンサルタント会社と一緒に仕事をすれば、有る程度のことは分かります。
とにかく、彼ら/彼女らの仕事量は半端じゃありません。
作ってくる資料の量といい、インタビューの時間といい、会議といい、とにかく(質はともかく)量は半端じゃない。
そこで、マッキンゼー式の仕事が我々、普通の(コンサルタント会社ではない)会社でも役立つか、なのだが、これが役立つ。
特にときおり、社内で降って湧いたような「タスクチーム」とか「組織横断プロジェクトチーム」などに(幸か不幸か)参加する羽目になった場合は、とても有効な方法だ。
その時にやる仕事と言えば「事実の確認」と「分析」と「仮説」と「行動」、「評価」だ。これはまさしく、マッキンゼー式だと言えるだろう。(これは治験でも一緒だけどね。)
……ということで、コンサルタント会社と一緒に仕事をしたことが有る人はうなずきながら、そうでない方は「へ〜〜なるほどね」ということで、この本をどなたも一読されることをお奨めします。
きっと、得るものが有るはずなので(得るものが無い方は、それだけスキルを積んでいる方でしょう)。
●マッキンゼー式世界最強の仕事術

●マッキンゼー式 世界最強の仕事術
●マッキンゼー式世界最強の仕事術
