1.批判も非難もしない。苦情も言わない。
・「神様でさえ、人を裁くには、その人の死後までお待ちになる」(文学者ドクター・ジョンソン)
2.重要感を持たせる。素直で、実直な評価を与える。
・人間のあらゆる行動は、二つの動機から発する――すなわち、性の衝動と、偉くなりたいという願望・・・。(フロイト)
・人間の持つ最も根強い衝動は“重要人物たらんとする欲求”。(哲学者ジョン・デューイ)
・お世辞と感嘆の言葉とはどう違うか?
後者は真実、前者は真実でない。
後者は心から出るが、前者は口からでる。
後者は没我的で前者は利己的。
後者は誰からも喜ばれ、前者は誰からも嫌われる。
・人の気持ちを傷付けることで人間を変えたりすることは絶対にできず、全く無益である。
・この道は一度しか通らない道。
だから、役に立つこと、人の為になることは、今すぐやろう。
先に延ばしたり忘れたりしないように。
この道は、2度と通らない道だから。(エマーソン)
・どんな人間でも、何らかの点で私より優れている―――私の学ぶべき物を持っているという点で。(エマーソン)
・自分の長所、欲求を忘れて、他人の長所を考えよう。
うそでない心からの賞賛を与えよう。
相手はそれを心の奥深くしまいこんで、終生忘れないだろう―――与えた本人が忘れても。
3.人の立場に身を置く。そして強い欲求を起こさせる。
・成功に秘訣というものがあるとすれば、それは他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見ることのできる能力である。
(自動車王ヘンリーフォード)
・まず相手の心の中に強い欲求を起こさせること。
これをやれる人は、万人の指示を得ることに成功し、やれない人は、一人の支持者を得ることにも失敗する。(オーヴァストリート)
・自己主張は人間の重要な欲求の一つである。(ウィリアム・ウインタ−)