1.誠実な関心を寄せる
・他人のことに関心を持たない人は、苦難の人生を歩まねばならず、他人に対しても大きな迷惑をかける。人間のあらゆる失敗はそういう人たちの間から生まれる。(アドラー)
・我々は、自分に関心を寄せてくれる人に関心を寄せる。(詩人パブリアス・シアス)
2.笑顔を忘れない
・微笑みはこう語る―――「私はあなたが好きです。あなたのおかげで私はとても楽しい。あなたにお目にかかって嬉しい」
・動作と感情は並行するもの。感情は動作を調整することによって間接に調整することができる。
したがって快活さを失った場合、それを取り戻す最善の方法は、いかにも快活そうに振る舞い、快活そうにしゃべることだ・・・。(ウイリアム・ジェイムス)
・幸不幸は、財産、地位、職業などで決まるものではない。何を幸福と考え、また不幸と考えるか―――その考えが幸不幸の分かれ目なのである。
・家から出る時はいつでも顎を引いて頭をまっすぐに立て、できるかぎり大きく呼吸をすること。
日光を吸い込むのだ。
友人には笑顔をもって接し、握手には心をこめる。
そしてまっしぐらに目標に向かって突進する。
大きなすばらしいことをやりとげたいと考え、それを念頭に置く。
すべての物事は願望から生まれ、心からの願いはすべてかなえられる。人間は心がけた通りになるものである。(エルバート・ハバード)
3.名前を覚える。名前は、当人にとって、最も快い、最も大切なひびきを持つことばであることを忘れない。
4.聞き手にまわる。
・商談には特に秘訣などというものはない・・・ただ、相手の話に耳を傾けることが大切だ。どんなお世辞にも、これほどの効果はない。(チャールズ・エリオット)
・自分のことだけしか考えない人は教養が無い人である。
たとえどれほど教育を受けても、教養が身につかない人間である。(ニコラス・バトラー)
・話上手になりたければ聞き上手になることだ。
興味を持たせるためには、まず、こちらが興味を持たせなければならない。
相手が喜んで答えるような質問をすることだ。
相手自身のことや、得意にしていることを話させるように仕向けるのだ。
・あなたの話相手は、中国で百万人の餓死する飢饉が起こっても、当人にとっては、自分の歯痛のほうがはるかに重大な事件なのだ。
5.関心のありかを見抜く。そして話題にする。
6.心から誠意をこめてほめる事で、重要感を与える。
・人はだれでも周囲の者に認めてもらいたいと願っている。
自分の真価を認めてもらいたいのだ。
小さいながらも、自分の世界では自分が重要な存在だと感じたいのだ。心からの賞賛に飢えているのだ。
・人はだれでも他人より何らかの点で優れていると思っている。
だから、相手の心を確実に手に入れる方法は、相手が相手なりの世界で重要な人物であることを素直に認め、その事をうまく相手に悟らせる事だ。
・人と話しをする時は、その人自身のことを話題にせよ。そうすれば相手は何時間でもこちらの話を聞いていてくれる。