2007年01月15日

『企業内人材育成入門』

あなたの会社に人を育てる科学はありますか?

本書『企業内人材育成入門』では学習のメカニズム・動機づけの理論・学習環境のデザイン・研修の効果・機能するOJT・・・の基本を分かりやすく解説。
人事・教育・研修担当者、経営幹部必携の書です。

「仕事は現場で覚えるもの…」「そんな教え方じゃ…」「この研修って役に立つの…」。
教育や学習に関しては、誰もが一家言持っている。
それは、各人の経験に基づいた、いわば「私の教育論」である。

しかし、企業全体の教育システムを考えるとき、「私の教育論」はともすれば弊害をもたらしかねない。
私にとってうまくいった方法が、必ずしも他のケースでうまくいくとは限らないからである。

「人材育成」に関するさまざまな知恵を俯瞰的に学ぶことの意味がここにある。

本書『企業内人材育成入門』では、人材育成に関する心理学・教育学・経営学等の基礎理論を簡潔に紹介することを目的にしている。
人が学び、人が育つ理論に関して、より深い理解が得られるはずである。


企業内人材育成入門




企業内人材育成入門



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2006年12月17日

戦略評価の方法

1 マーケットの分析

  ・市場規模の検討

  ・成長性の検討


2 内的環境の分析

  ・人:トップ、強力なリーダー、スタッフがその分野で存在するか?

  ・資金力:戦略に見合った資金力があるか?

  ・技術力:戦略に見合った技術力があるか?

  ・販売力:戦略に見合った販売力があるか?


3 事業の経済性、および企業に対する経済的・技術力・精神的効果

4 事業としてのリスクの大小

5 価値観、好み:多くの人がやってみたい気持ちになるか?


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<解 説>

これから進出する市場のマーケットの調査(いわば外的環境の把握)、事業主体の内的環境の評価をし、経済性、リスク、価値観を含めて総合評価する。



<ポイント>

1)・企業全体への利益貢献度からの評価。雇用吸収能力。 
  ・歴史的展望に裏打ちされた本質的変化を読む。

  目立つものに惑わされない。 


2)技術、販売の両面で未経験ではリスクが大きすぎる。区別化・競争力は十分か、基礎的要素(波及効果)と成り得るか・・・・・・などが、評価の大きな要素となる(シナジー効果)

3)黒字になるまでの年限、資金回収年・・・・・・etc.

5)結局、戦略がどうかということを判定するには「やりたい」「やれそう」という2つの点が、どうかというところをチェックすればよい。


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『お奨めの本』


普通のキミでも起業できる! 大前研一のアタッカーズビジネススクール (編集), フォーサイト (編集)


起業するために何をしなければいけないのか?
本書「普通のキミでも起業できる! 」には創業から間もないベンチャー企業に絞って、31人の起業家に学ぶ、起業成功の条件。
起業家養成講座「コアプログラム」のエッセンスが詰め込まれている。


後半の「起業家としての心の持ち様」は参考になり、これは、起業家だけでなく、普通の会社勤めのビジネスパーソンにも役にたつであろう(勇気が湧いてくる。勇気って、必要だよね)。
仕事に行き詰まった時などは何度もこの本を読み返したくなる。


実は本書「普通のキミでも起業できる! 」の中身は「大前研一式」、あるいは「マッキンゼー式」ともいうべきものになっている。
と言うのも、戦略的コンサルティングファーム・マッキンゼーの出身者(大前研一氏含む)の書籍から、企業に必要な知識・スキルを抜粋した内容になっている。

・バーバラミント氏の『The Pyramid Principle』というライティングスキル

・ピーターズ、ウォーターマンの『エクセレントカンパニー』からは“7S”という戦略分析フレームワーク

・マッキンゼー出身者ではないがジェイムズ・アダムズ氏の『メンタル・ブロックバスター』という単眼思考突破法


どれも有名なので各個人の書物でその内容は知っていたとしても、起業という視点から使うこともできる、と新たな発見のある本だった。

本書の主旨が、「起業家に必要なスキルは少ししかない。やるかやらないか、実行力こそが企業化に必要な要件である」みたいな感じなので、細かい経営スキルについての記述はない。


本当に起業を目指している方も、ちょっと今の自分の仕事に飽きてきた人も、いつか夢をかなえたいと思っている人も、本書「普通のキミでも起業できる! 」から元気をもらっちゃいましょう。


胸がワクワクする、気分が高揚する、ということは日々の生活の疲れと仕事の閉塞感を破ってくれる、大切なファクターだ。


普通のキミでも起業できる!




普通のキミでも起業できる!





仕事の達人になる方法・仕事の達人への道
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2006年12月16日

最後まで勝ちきる方法

1 ハングリー精神を保ち続ける

2 新技術への挑戦

3 守勢一辺倒でなく大いに攻撃的であること

4 相手を最後に突き放す力を持っている

5 安定確実な手で、とどめを刺す

6 自信を持っている
 
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<ポイント>

1)一つの目標達成とともに、新しい目標の設定をし、目標の空白を作らない(目標喪失が人をだめにする)

2)確立された技術にアグラをかかず、絶えず人より先に出るよう努力が必要。

3)リスクを避けることばかり考えておらず、ある程度計算した上でリスクをとること。

常に挑戦者のつもりでいること。

安全を思う心が危険を招く。

4)勝負球、ダメ押しの威力が発揮できなくてはいけない。「目的の接近するに従って、その困難は増加する」(ゲーテ)

5)カッコよくやろうとすると、往々にして失敗してしまうものである。見世物ではないのだ。

6)勝ちグセをつけることが大切。


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『お奨めの本』

「続ける」技術




「続ける」技術





「続ける」技術は性格も、精神力も、時間も、年齢も関係ない。

自分の「行動」に着目すれば、もうムダな挫折感を味わうことはない。

「行動科学マネジメント」を使って「継続は力なり。」を自分のものする方法が紹介されている。

3日坊主にならない「とっておきのコツ」だ。

「思い」だけでは続かない・・・んだよね。




仕事の達人になる方法・仕事の達人への道


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2006年12月10日

マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック・・・自分のキャリアアップに即役立つ実践的なノウハウが満載

世界的ベストセラーとなった前著『マッキンゼー式 世界最強の仕事術』の実践編。

戦略系コンサルティングファーム・マッキンゼー&カンパニーならではの問題解決術や具体的テクニックを紹介している。

自分のキャリアアップに即役立つ実践的なノウハウが満載だ。


この本自体は役立つが、いざ、実行するとなると、無茶苦茶、大変な仕事になったりする。

でも、それをやるのが僕たちの仕事なので、今更、何も言いませんが。

それでも、社内組織横断タスクチームなんぞに指名されたりすると、この本に書かれていることが役立ちます。(考え方とか、行動とか)


これを読んでも得るものが無いひとは、それはそれで、立派なスキルをお持ちの方なのでしょう。

文字面を眺めて分かった気になるのと、最前線でこの本を活用するのとでは雲泥の差なのでした。



マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニック





マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック





マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニック

マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニック





仕事の達人になる方法

極めつけの『ホーライ・ブックセンター』

心地よさの先にある「ホーライ・音楽ショップ」

音楽が無ければ始まらない


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マッキンゼー式 世界最強の仕事術・・・僕たちの仕事に役立つか? 役立つこともある

マッキンゼーは経営の難題をどう解決するか。

戦略系コンサルティングファーム・マッキンゼー&カンパニーの選び抜かれたコンサルタントたちは、難題を抱えるクライアントの経営問題をいかに考え、解決に導くのか。

そのベールに包まれた思考法やテクニックの詳細が明かされる……と言っても、この手のコンサルタント会社と一緒に仕事をすれば、有る程度のことは分かります。

とにかく、彼ら/彼女らの仕事量は半端じゃありません。

作ってくる資料の量といい、インタビューの時間といい、会議といい、とにかく(質はともかく)量は半端じゃない。

そこで、マッキンゼー式の仕事が我々、普通の(コンサルタント会社ではない)会社でも役立つか、なのだが、これが役立つ。

特にときおり、社内で降って湧いたような「タスクチーム」とか「組織横断プロジェクトチーム」などに(幸か不幸か)参加する羽目になった場合は、とても有効な方法だ。


その時にやる仕事と言えば「事実の確認」と「分析」と「仮説」と「行動」、「評価」だ。これはまさしく、マッキンゼー式だと言えるだろう。(これは治験でも一緒だけどね。)


……ということで、コンサルタント会社と一緒に仕事をしたことが有る人はうなずきながら、そうでない方は「へ〜〜なるほどね」ということで、この本をどなたも一読されることをお奨めします。

きっと、得るものが有るはずなので(得るものが無い方は、それだけスキルを積んでいる方でしょう)。



マッキンゼー式世界最強の仕事術





マッキンゼー式 世界最強の仕事術





マッキンゼー式世界最強の仕事術

マッキンゼー式世界最強の仕事術
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2006年12月06日

「売る」仕組みのつくり方 起業家のための社長学 第3部 戦法[営業・マーケティング]編

■社長の本当の仕事は「売る」仕組みをつくること

あなたは、口コミ販促率【87.5%】と聞いてどう思うでしょうか?
「すごい数字だ!」
「そんな数字は、ありえない。」
と思うでしょうか?



2000人以上の経営者から熱烈に支持を受けるカリスマコンサルタント、青木仁志は「経営者が「売る」仕組みをしっかりとつくりさえすれば"口コミ"はつく
ることができる」と話しています。

『起業家のための社長学』最終章となる『「売る」仕組みのつくり方』には驚異の口コミ率をつくる秘訣をはじめ、数々の「売る」仕組みが余すところなく
網羅されています。

「売る」ための秘訣が全て網羅されているこの本を読んであなたの組織にあった最強の「売る」仕組みをつくりましょう!


こんな仕組みがあったのか!―2000人以上の経営者が熱烈に支持。「売る」プロが明かす、最強の売り方・売る仕組み。


驚いた! 


『起業家のための社長学』第1部戦略(理念経営)編と、第2部『小さな会社で大きく儲ける法』 戦術(実務・マネジメント)編を読み継いで、完結編へときたわけだが、すごい仕組みに目からウロコがぼろぼろこぼれた。

1冊ごとにパワフルになっていく構成上の仕組みもすごい(笑)! 

小さな会社でも仕組み次第でどんどん稼げるアイデア満載で、この本が日本の経済を押し上げる起爆剤にもなったりして……。

経営者と言わず、起業家と言わず、ともかく一読の価値あり。


最近読んだビジネス書の中では出色の出来です!





「売る」仕組みのつくり方









「売る」仕組みのつくり方 起業家のための社長学 第3部 戦法[営業・マーケティング]編








仕事の達人になる方法

極めつけの『ホーライ・ブックセンター』

心地よさの先にある「ホーライ・音楽ショップ」

音楽が無ければ始まらない



posted by ホーライ at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書(上級者用) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小さな会社で大きく儲ける法 起業家のための社長学 第2部 戦術[実務・マネジメント]編

企業に不可欠なヒト・モノ・カネのマネジメントはこれだ!
自分の才能・能力をベースにした職人型経営の決定版。


仕組みを変えれば儲けることは簡単だ。

売上10億、社員50名、経常利益2億円までの小さな会社のお金のこと、商品のこと、人のこと、すべて教えます。


第1部の『起業家のための社長学』第1部戦略(理念経営)編が出、読んだ時から第2部の発刊を楽しみに待っていたが、内容は起業家にとっても、すでに経営の第一線で戦っている社長さんにとっても、実践的、実務的で、さらにエキサイティングしてきた感じがする。

ビジネス書という枠を超えて、はっきり言って面白かった! 

人材教育のエキスパートがここまで手の内を明かしてくれているのだから、文句はないだろう。

経営者もいろいろだが、一人でも多くの経営者に読んでもらいたい価値ある一冊。



小さな会社で大きく儲ける法




小さな会社で大きく儲ける法 起業家のための社長学 第2部 戦術[実務・マネジメント]編







仕事の達人になる方法

極めつけの『ホーライ・ブックセンター』

心地よさの先にある「ホーライ・音楽ショップ」

音楽が無ければ始まらない
posted by ホーライ at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書(上級者用) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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